30歳になるまで飛行機に乗ったことのなかった私ですが、
2003年末の初フライト以降、国内外問わず随分色々なところに行きました。
ちょうど、ホームページを開設したのが2005年3月ということもあって、それから1年くらいは、
こまめに書いてましたねぇ。
国内旅行は、↓を見ていただければわかりますが、尋常じゃないですね。
あはははは・・・。
これからも海外旅行は、極力書いていこうと思います!
日程:2007年11月16日〜11月21日
エピソード3:マウナケアで夕日&星空観測 | ||
ハワイのマウナケアという山の星空見学ツアーに行きました。 マウナケアとは、白い山という意味があるそうで、ハワイでも雪が降るそうです。それはそうです。標高は4205メートル。すっげー高いです。そこまで、車で連れて行ってくれるんだけど、私の参加したツアーは『太公望』というツアーでした。12時出発で22時帰りのツアーで、価格は175ドル現金の現地払いです。この時点ではちょっと高かったかな〜と思ってました。 上の写真は、太公望の車でこれに乗っていきます。ちなみに下の写真は、中の様子です。大き目のシートで、ゆったりとしています。前席との間隔も余裕があって完璧です。頭上には、荷物置き場まであります。 途中、ほかのツアーを見かけることもありましたが、ワンボックス車にぎゅうぎゅうな感じで大変そうでした。 聞いたところによると、マウナケアには1つのツアー会社で2台までしか1日に登れない様になっているそうです。なので、太公望は、1日最大で28人のみになります。 そして、マウナケアへのツアーをしている会社は、全部で9社あり、その中で、日本語のツアーが6社とほとんどが日本人のお客さんだそうです。 実際、私の参加したツアーのガイドさんは、神奈川からきた木村さんという方でした。 まずは、溶岩台地でおりて、写真を撮りました。ヘリコプターのツアーでは、上空から見ましたが、黒い大地が延々と広がってます。こんな中でも生えている木ってすごいなぁと感心させられました。 そして、午後15時頃、オニヅカビジターセンターで早めの夜ご飯です。 このオニズカとは、スペースシャトルのチャレンジャーでなくなったハワイ島出身のオニヅカさんにちなんでつけたのだそうです。 お弁当は、日本食のお弁当ですが、これが旨い。外国で食べる日本食で、ほっとしたのかもしれないけど、アジフライ、から揚げ、鮭の塩焼き、煮物、みんな美味しかったです。結局残さず全部食べました。あ、梅干だけ残しちゃいました。 そして、オニヅカビジターセンター内にあった銀剣草がこれです。 世界で、3箇所しか生息していないそうで、1箇所目は、ここマウナケア、2箇所目はマウイ島のハレアカラ、3箇所目は、ヒマラヤと、とても貴重な高山植物だそうです。銀色なんですよ草が!こんなの見たことないですよ〜。 世界には変わった植物があるんですね。 上の写真は、標高3100m付近での記念撮影です。後ろの方で雲海の上にうっすら見えるのが、ハワイ島のもう一個の山、マウナロウです。すごいですね。このハワイ島には、4000m級の山が2つもあるんですよ〜。 ここから先は、標高がどんどん高くなっていくので、5分ごとに水を飲むことを勧められました。これは、命の水といって、高山病の予防になるそうです。また、居眠りは厳禁だそうです。慣れてきたからだが、寝ることでリセットされちゃうそうです。怖いですね! けど大丈夫、すっごい綺麗な景色が次から次へとあらわれるので、眠くなる暇なんて全然ありませんから。 どれがどれだか、忘れてしまいましたが、一番左が、日本の望遠鏡『スバル』です。この望遠鏡『すばる』は、一番新しい望遠鏡だそうで、各国の望遠鏡の欠点をすべて補ったものになっているそうです。 上の写真が、マウナケアの頂上です。ここは、ハワイの人の聖地だそうで、とても神聖な場所とのこと。と言うことで、私たちのツアーは、実際の頂上までは行きませんでした。ま〜行きたくても、4000m地点での山登りなんてちょっと無理ですね。すぐに息が上がっちゃいます。 そして、夕日の鑑賞ポイントに到着、標高4000m付近です。 ここからは、かなり美しいので、写真をちょっと大きめにしました。けど、実際に見ると、もっと、もっと綺麗なんですよ〜。 雲がかなり下に見えます。これなら、下では曇りだって、綺麗な夕日が見られるってもんです。 <到着した段階の景色 日没15分前> <日没2分前位> <夕日が映える天体望遠鏡> <日没の瞬間> 超〜〜寒い!気温はおそらく氷点下。けど、すっげー綺麗!本当に心が洗われるようです。この段階では、まだこのツアーの真の目的、星空観測をしていないのですが、すでに満足度200%です。 ここで、ちょっとだけもったいなかったのが、夕日。もっと見ていたかった。あと30分くらい。後ろ髪を惹かれる思い出、星空観測ポイント(標高2800m付近)へ移動です。なぜ、4000m地点で観測しないかというと、標高が高くなると、視力が落ちてくるんですって。また、あの寒い中ではゆっくりと星を見るのも大変ですしね。 太公望では、専用の星空観測用のポイントを数箇所持っていて、その日一番星空見学に適した場所を選んで案内してくれるそうです。 星空観測の印象。それは言葉では言い表せないですね。と、つき並みな表現ですが、本当に凄かった。星座早見盤に出ている星がすべて見える感じです。私が行った日は、月が出てこない日(正確には、出てすぐ沈んでしまう日)だったので、月の明かりに邪魔されず、しかも雲ひとつない快晴!日ごろの雨男返上。これで、今後10回分くらい連続で雨でも文句言いません! 天の川は、肉眼ではっきりと見えました。アンドロメダ星雲も手持ちの双眼鏡で見ることができました。あとは、昴ですね。富士重工業の車のエンブレムにもなっている昴が綺麗に見えました。また、太公望の、自動追尾型望遠鏡(価格は軽自動車と同じくらいだそうです)で木星とか、ベガ、とか色々と見せてもらいました。 本当は、星の写真を撮りたくて、三脚まで持っていったのですが、事前に星空撮影用の設定をしていなかったので、あえなく断念!紹介できないのが残念ですが、それはそれは美しい星空でした。 次回までには、蓼科で腕を磨いて、綺麗な星空を撮ってきます! (おしまい!) |