本文へスキップ

「まさ たびっ!」は、食いしん坊による、食いしん坊のための旅情報サイトですっ!。


サイトマップ

  旅行の記録-まさまさ旅行記-お知らせ

    30歳になるまで飛行機に乗ったことのなかった私ですが、
   2003年末の初フライト以降、国内外問わず随分色々なところに行きました。
   ちょうど、ホームページを開設したのが2005年3月ということもあって、それから1年くらいは、
   こまめに書いてましたねぇ。
   国内旅行は、↓を見ていただければわかりますが、尋常じゃないですね。
   あはははは・・・。
   これからも海外旅行は、極力書いていこうと思います!
   

稚内・利尻島・小樽-最北端に1泊2日?ありえねぇだろっ!!!-お知らせ

 日程:2005年7月9日〜2005年7月10日


1日目:7/9

 利尻島へ行って来ました。
 『うに』好きの私としては、一度は行ってみたかったのが、この利尻!

まずは飛行機で、稚内に入りました。
稚内の名物は、『タコしゃぶ』だそうで、とりあえず行っておきましたタコしゃぶのお店。ま〜今回の目的はあくまでも利尻島の『うに』なので、タコしゃぶには、正直言って、あまり期待していなかったんですよ。ところが、このタコしゃぶ、結構美味しかったです。稚内名産のミズダコは、9月頃が旬らしいので、今回はちょっと時期から外れてるんですけどね。おまけまでしてもらって、かなりラッキーでした。
あまり期待していないお店が当たりだと、なんだかうれしくなっちゃいますね。

     


 2日目:7/10
 朝5時45分、ホテルをチェックアウト。
そこでの出来事。
フロント;『今日はどちらに行かれるんですか?』
私;『利尻島にうにを食べに行くんです。』
フロント;『(それを聞いて携帯電話を操作)それは、残念でした〜。今日は曇りです。しかも寒いですよ。ふふふふふっ』
それが、全然残念がるそぶりは、まったく無いんですよ。にやにやしながら、
も〜朝からご機嫌斜めになっちゃいましたよ。
けど、ぐっとこらえて、『そうですか、それは残念です』と行っておきました。
 そして、まだ寒い稚内の町を歩きフェリーターミナルへ、けっこう大きいフェリーで乗ったのは二等席、一等席は、値段が倍以上するんでね。その分ウニにまわした方がいいでしょ!
二等席というのは、席があるわけではなく、座敷みたいな所にみんなで座るスタイルなんだけど、朝早いこともあり、ほとんどみんな寝ていました。

     
1時間半も乗っているので、さすがに暇になったので、寒いと思ったけど甲板に出てみたら結構暖かい。暖かいというのは言い過ぎで、寒くないと行った方がいいですね。
そして、なんと晴れてきているではないですか!
見たかっ!ホテルのフロントのおっちゃん、って感じでした。

お腹がすいていたんで、利尻島のフェリーターミナルのそばのお店で、利尻ラーメンを食べました。ま、想像はつくと思うけど、利尻ラーメンだけあって、うにが、ラーメンの中に浮いてます。味は、ま〜ま〜でしたが、ぬるい!とってもぬるい!やっぱり、ラーメンは熱くないと駄目ですよね〜。

レンタカーを借りて、離島一周、約60kmの旅です。

まず最初にペシ岬、すごい、これは、すごい!何がすごいって上までの道のりがすごい。だいたい岬っていうと、展望台のすぐそばまで、車行ってというイメージが強いんですけど、ここは、海抜ほぼ0mの所から岬の頂上目指して登って行くんです。その高さどれくらいでしょうかね、ビルで20階分くらいですね。しかも、階段でなく坂道。涼しい利尻島で汗かいちゃいました。
けど、大変だっただけあって、上からの眺めは最高でしたよ。一面に広がる水平線。反対側を見ると、利尻富士が一望できるんです。
写真では、うまく表現できてないですけど、すっごい、いいとこでした。
     
     
そして、念願のうに!、生ウニです。『なまうに』と言うか『いきウニ』です。
風呂の浴槽みたいな所に海水がはってあり、その中に活きているウニがいるんです。
     
それを、お店のお兄さんが、ぱかっと半分に割ってスプーンを添えて出してくれます。大きさにより、500円、800円があります。
最初は、そんなの知らずに、500円のを2個頼みました。
すごいですよ。活きているウニ。甘みがあって、そして、海水の塩分が自然な味付けになっていて、ものによってはちょっと塩ぱいのもありましたが、大満足でした。
いささか残酷な感じもしますが、割られたウニがまさにウニウニ動いてるんです。
そんなこんなで、感動しながらウニを食べ終えようとしたとき、後ろの方で、ガイドさんらしき人の『500円と800円の2種類ありますんで・・・』という衝撃的な声が聞こえてきました。
そのあと、800円のウニを追加注文したのは言うまでもありません。
しかも、そのうまさに、更にもう一個800円のウニを頼みました。全部で4個です。すると、最後のには、『ばふんウニ』の中に、食べ比べてみてねと言って『むらさきウニ』を入れてくれました。しかも、値段は500円で良いよですって!なんとうれしいお言葉。むらさきウニも美味しかったけど、やっぱりばふんウニだね!
けど、馬糞ウニ。もうちょっと美味しそうな名前にすればいいのにね!
     
ウニに満足したところで、観光モードへ突入!
沼浦展望台から、利尻富士を見ました。レンタカー屋のおばちゃんの話だと、ここから見る利尻富士は、あの有名な北海道のお菓子『白い恋人』のパッケージデザインに使われているんだそうです。
     
そして、オタドマリ湖で万年雪ソフトのバニラ味(食前にクリア)と熊笹茶味(食後にクリア)&ウニ丼を食べて、お土産買って帰ってきました。
     

     
そのほかにも、南原湿原、人面岩、などなど見ましたけど、やはりウニですね。そしてペシ岬。この2つが大当たりでした。

レンタカーは、利尻空港乗り捨てにしたんだけど、この乗り捨てがすごいんだな。
まさに乗り捨て、車にキーをさして、ドアロックは市内で空港の無料駐車場に止めておくんです。せめて、鍵くらい締めておいて、スペアキーであけるとかすればいいのに。小さい島だし、盗む人もいないんでしょうね。いいですね。のどかで。

こんな感じで、利尻島6時間の旅は、天気にも恵まれて、晴れの中で利尻富士を見つつ、ウニを食べて、超満足でした。
と言うことで、今回も持っていった折り畳み傘の出番はありませんでした。北海道地方は、ほとんど雨だったにもかかわらず、利尻島だけは晴れていたようです。
乗り継ぎの合間に小樽まで片道1時間以上電車に乗って、お寿司食べに行ってるんですからね〜なんちゅう行動力!

新千歳空港で乗り継いだ飛行機の中で、『羽田空港の天候は晴れ、気温は摂氏30℃です』のアナウンスが・・・、判ってはいるけど、え〜30℃〜!と思ってしまいました。だって利尻は、15℃位だったんだよ〜。

(おしまい!)